法廷での起立発言
第1回口頭弁論で、法廷でのお作法に驚いた事があります。
発言する時に起立する事です。
長い文章を話す時なら、わかります。発言権が誰にあるのかよくわかるし、プレゼンするにもしやすいでしょう。発言の前に一呼吸おくので不要な発言が減るメリットもあるでしょう。
でも、『はい』『いいえ』『わかりました』程度で起立する必要はないと思いました。
裁判官からの問いかけに座ったまま『はい』と答えるのは1秒もあればできます。しかし、椅子を動かして、立ち上がって、『はい』と答えて、座って、椅子を引くと時間がかかってまどろっこしいです。変な間ができます。
起立して発言は裁判官に対する敬意なのかなとも考えましたが、被告全員ノーネクタイで特にかしこまった感じでもなかったです。(私はスーツにネクタイをしていきました。)
この起立発言のお作法は、必要なんでしょうか。
あとで書記官に聞いたら、座ったままでいいですよとおっしゃってました。
発言は起立、返事は着席のままがいいな。
寡婦控除の非婚差別
非婚のシングルマザーには寡婦控除が適用されない。この差別については訴訟になっていません。
しんぐるまざあず・ふぉーらむの方が、日弁連に人権救済申し立てた結果、要望書という形になっています。でもこれ、法的な拘束力はないんです。
なので、数年たちますが、所得税法は全然改正されません。一部の自治体ではみなし寡婦という制度ができてはいます。
最初は訴訟を目指していたようですけど、勝算がなく、悪い判例を残したくないということで提訴しなかったみたいです。
非婚の場合ですと、「民法上の規定による」として逃げられてしまう可能性が高いのだそうです。なるほど大変そうです。
私には悪い判例を残したくないという気持ちはありません。寡夫控除は合憲という判例も既にあります。負けても今まで通りです。
最高裁までいって、合憲だと判断されるのなら、間違っているのは自分のほうであって、この差別は合憲なのだと受け入れます。
だって、判例を作るのは私じゃなく裁判官です。判例に良いも悪いもないと思うのです。
給食
えーと脱線します。
私の住んでいる川崎市では来年から中学校で待望の給食が始まるみたいです。
うちは一番下の子が今年中学3年生なので、恩恵はまったくありません。
2年前は長男、次男、三男の全員がお弁当持参だったので、自分の分とあわせて4つ製作していたこともありました。
まぁ自分で選んだのですから文句を言ってはいけませんね。
思えば、私が中学生の時、毎日、父がお弁当を作ってくれました。実は私、父子家庭(一人っ子)で育っています。
その父も母親(私にとっての祖母)は父を産んですぐに離縁しているので父子家庭でした。
もっとも戦時中の話なので親権が父親というのはよくある話しだったみたいですし、年の離れた腹違いの兄姉に面倒をみてもらったようです。
しかし間違いなく父子家庭のDNAを持ってますね。
息子達に遺伝しないといいのですが。
訴えの変更申立て
男性差別の所得税法で父子家庭では母子家庭よりも税金が高い。だから、同じにして、払い過ぎた分は返してね。