あるシングルファザーの裁判日誌

不公平な寡夫控除の是正を求めて行政訴訟を起こしたシングルファザーのブログ

被告は市長でいいのかな

訴状を書こうとすると、まず被告の名前を書くことになります。頂いた裁決書には、『裁決に不服がある場合は、市長を相手に提訴することがてきます。』と書いてあります。 しかし、私が訴えたいのは地方税法の違憲性です。 地方税法を作ったのは国であり、市…

裁決書が届きました

2016年6月に審査請求して9ヶ月。ようやく川崎市長から裁決書が届きました。 主文 『本審査請求を棄却する。』 最初からこの結果しかありえないのですが、思ったより時間がかかりました。 裁決書はA4で13ページもあります。地方税法に則って正しくやってます…

行政不服審査会から

審査結果が郵送されてきました。 結果は『棄却が妥当である。』だそうです。 たぶんこの後、市の方から『棄却します。』みたいなのがくると思います。 そしたら、それを持って、裁判所に行けます。 もうすぐスタートラインに立てそうです。

行政不服審査会

ご無沙汰です。 住民税の方をゆっくり進めていますが、行政不服審査会への諮問というところまで来ました。 いまいち流れがわかっていないのですが、審理員が棄却の方針を出してきて、それを第三者である行政不服審査会が確認する感じです。 結果は変わらない…

判決

不適法なので却下でした。 とりあえず一区切り。 却下の心配のない住民税で、頑張ります。

明後日は判決

明後日は判決が出ます。 まぁ、結果はわかってますけど。門前払いでしょうね。 でも、裁判所には行かないので、判決文を読めるのは金曜日頃かな。 住民税のほうもそろそろ審判が出る頃だと思います。こちらも、結果はわかってますけど。 それを受けたら、こ…

仕事多忙

仕事が忙しくって、ブログ放置してました。すみません。 国税のほうは判決待ちですが、見込みなしです。 住民税は、審査請求に対して弁論書が届き、このまま裁決になると思います。反論する事もないですし、却下されるのはわかってますから。 土日も仕事ばか…

終わりました

第二回口頭弁論 『これにて弁論を終結します。判決は10月12日』 最後に裁判長からこう言われました。 却下されることが確定的です。 まぁ、仕方ないですね。 私の請求の仕方が悪いのです。 初めての行政訴訟、色々と勉強なりました。 国税に対しての請求は一…

第二回期日に向けて

今日は、第二回期日です。 準備文書2を用意しました。 不適法との言い分に対して、適法になる訴え方を考えましたが、思いつきませんでした。 給与所得者では、どうしたって不適法にしかならないんです。 でも、それって逆におかしいと思うのです。 請求する…

やっぱり不適法

色々調べました。税務署にも確認しました。 が、どうしても請求の仕方が見つかりません。 どうにかして、適法となる訴えにしようと思案を重ねてきましたが、私にはできそうもありません。 法律、難し過ぎです。 被告さんに、聞きたいくらいです。『どうした…

どなたか助けてください

税に関する法律がわかりません。 どなたか、ご存知でしたら教えてください。 事業主が、社員の所得税を源泉徴収して納付しますが、その税額が不足している時には、税務署は、納税の告知をします。 質問⑴ 納税の告知とは、賦課決定処分の一種でしょうか? 質…

準備書面が届きました

被告さんから準備書面が届きました。 やっぱり私の訴えはトンチンカンだったようで、不適法な訴えになるようです。 求めるべき処分は「更正」ではなくて、「決定」になるのかな。 被告さんの準備書面は「更正」じゃだめだよってことが書いてありました。 ち…

配達証明がきた

市に審査請求して1週間。 切手がべたべたに貼り付けられた配達証明が届きました。 いったい何事かと思いきや、「審理員の指名通知」でした。 これから○○さんが審理を進行しますよというもの。 それから本件は 「平成28年度第3号審査請求」 となるそうで…

近くに勇者がいた

2年前に川崎市で、寡婦控除について不服申立をした方がいらっしゃいます。お隣の多摩区の方で、非婚のシングルマザーの理不尽な差別を訴えています。 http://s.ameblo.jp/mikonmama1988/entry-12135143269.html その方は、とても行動力のある方で、マスコミ…

審査請求しました。

今朝、住民税の課税を不服として審査請求書を出してきました。いよいよ宣戦布告です。 市から弁明書なるものが届いたら、反論書を書いて提出ですね。口頭意見陳述はない見込みです。 棄却されるのはわかっていますが、お作法なので仕方ないです。 しかし、市…

住民税決定通知書

勤務先で、住民税決定通知書をもらいました。 当たり前ですが、寡婦扱いでも寡夫扱いでもありません。もし適用されれば住民税の場合は26万円の所得控除になります。勿論、その分支払う住民税が安くなります。計算式が複雑なので、いくら安くなるのかわからな…

市に聞いてみた

私が今訴えているのは所得税だけです。 住民税はこれからです。こっちは住民税決定通知書というはっきりした行政処分があるので、最初から取消請求ができそうです。 まだ宣戦布告はしませんが、ちょっとだけ質問してみました。 『なんで寡婦控除と寡夫控除と…

法廷での起立発言

第1回口頭弁論で、法廷でのお作法に驚いた事があります。 発言する時に起立する事です。 長い文章を話す時なら、わかります。発言権が誰にあるのかよくわかるし、プレゼンするにもしやすいでしょう。発言の前に一呼吸おくので不要な発言が減るメリットもある…

準備書面(1)送付

そろそろ訴えの変更が被告さんに送達された頃だと思うので、準備書面を被告さんに送付しました。 訴えが変わっていて答弁書への反論にはなっていませんが、答弁書では、請求自体が無効であると言ってきているので、適法な請求ですよと準備書面で説明していま…

寡婦控除の非婚差別

非婚のシングルマザーには寡婦控除が適用されない。この差別については訴訟になっていません。しんぐるまざあず・ふぉーらむの方が、日弁連に人権救済申し立てた結果、要望書という形になっています。でもこれ、法的な拘束力はないんです。なので、数年たち…

給食

えーと脱線します。 私の住んでいる川崎市では来年から中学校で待望の給食が始まるみたいです。うちは一番下の子が今年中学3年生なので、恩恵はまったくありません。2年前は長男、次男、三男の全員がお弁当持参だったので、自分の分とあわせて4つ製作して…

訴えの変更申立て

男性差別の所得税法で父子家庭では母子家庭よりも税金が高い。だから、同じにして、払い過ぎた分は返してね。 これが私の訴えの基本です。 私は素人なので、これを訴訟に当てはめるために、最初に『過剰に払った税金を返還してよ』と請求しました。 これに対…

準備書面できた

準備書面の提出期限は6月17日です。まだ2週間ありますが、完成しました。でもまだ出しません。その前にやる事があるからです。まずは請求の趣旨を変える必要があります。なので訴えの変更申立書を作成いたしました。これが裁判官に認めてもらえるかどうかが…

このままでは門前払い

次回期日に向けて準備書面の構想を練っています。たたき台となる文面も作成しました。書いている時はまともな事を書いているつもりなのですが、一晩たってから見てみるとダメダメなのがわかります。裁判をする前は、気楽に考えていました。ただ寡夫控除の差…

法律の文章は難解

法律というのは難しいです。今回の訴訟に関する法律を勉強していますが、なんでこんなにわかりにくい言葉を使うんでしょうね。一文一文も無駄に長くて、理解しにくいです。憲法はなんとか読めます。しかし、所得税法、行政事件訴訟法、国税通則法、行政不服…

第1回口頭弁論

行ってきました、横浜地方裁判所。原告席は私が独占。被告席は7人の大所帯。こんなにたくさんいらっしゃるものなんですね。数に圧倒されました。第1回期日は被告欠席というのが多いらしいですが、行政訴訟ですと誠実に対応していただけるんですね。感謝です…

2つの判例の壁

この裁判、私が勝訴するには最高裁の2つの判例を打ち破らなければなりません。1つは、『源泉徴収制度の下では、給与受給者と国とは法律関係にない為、直接請求することができない』というもの。もう1つは、『寡夫控除要件は立法府の裁量の範疇で違憲では…

答弁書が届きました

答弁書が届きました。被告指定代理人は法務局訟務部の訟務官のみなさまでした。 さすがに法務局の方の文書です。きれいな答弁書です。でも専門用語がわかりづらいですね。これは私のスキル不足ですね。 まだ勉強中で、被告の主張を十分に理解していないので…

判例の研究(5)

最高裁が棄却した事は書きましたが、その理由は知りませんでした。今日、息子が調べてきてくれました。読んでびっくりです。【判示事項】寡夫控除を認めなかった課税処分の合憲性【判決要旨】扶養親族を有しない納税者(男)に寡夫控除を認めなかった所得税更…

反対意見はないのかな

口頭弁論の1週間前になりました。そろそろ答弁書が提出されていることでしょう。どんな主張をしてくるのでしょうか。早く読みたいです。私の情報収集は、インターネットを介するものが多くなります。寡夫控除要件に関しての意見を拾い集めていますが、不安…

意見書のたぐい

寡夫控除が差別であり、早期に法改正を求める意見書があちこちででてきています。 地方自治体 福岡県議会 平成25年6月25日 埼玉県朝霞市市議会 平成23年6月27日 東京都三鷹市議会 平成23年12月20日 などなど、他にも多数。 この地方自治体か…

寡婦控除関連年表

時系列がわかるように年表をつくってみました。これから更新していきます。 【寡夫控除関連年表】 Ver.1 昭和26年 寡婦控除(税額控除)が創設昭和42年 寡婦控除が所得控除に改正昭和52年 只松委員が大蔵委員会で寡夫控除の創設を要求昭和56年 寡夫控除が創設…

被告の立場になってみる

どこのお役人さんがいらっしゃるのかわかりませんが、もう訴状は受け取っているはずですし、答弁書を書いたり、口頭弁論の準備をしていると思います。勿論、私の訴えを棄却してもらうつもりでしょう。 彼らは、寡夫控除要件の差別が合理的であることを示さな…

憲法14条1項適合性の判断基準について

今回の訴訟では、所得税法の寡夫要件が、憲法14条1項について合憲か違憲か争うことになります。 その判断基準としては最高裁が次のように言っていて、これが標準的な解釈となっています。 「憲法14条1項は,法の下の平等を定めており,この規定が,事柄の…

裁判官の覚悟

戦後に最高裁で違憲判決がでたのは10例しかありません。違憲判決を出す瞬間は、歴史が変わる時。判事にとってはクーデターをおこすようなものなのかもしれません。一審は地裁ですが、地裁の裁判官にとって、もし違憲判決を出すことになったとしたら、これは…

大蔵委員会議録(3)

(つづき) 大倉政府委員 お話が私どもの担当者の方にございましてから急遽調べましたでございますが、現在わかっております限りでは、イギリス、西ドイツ、フランスともに寡婦控除があり、それは同様に男やもめにも適用になるという仕組みのようでございます…

大蔵委員会議録(2)

(つづき) 坊国務大臣 大変むずかしい問題です。未亡人に対して寡婦控除があって、男やもめに対しては控除がない、これはおかしいじゃないか、こういうご意見ですね。それは私は非常に不公平に扱うということでなしに、世の中で労働をやって生活をしていくこ…

大蔵委員会議録(1)

第80回国会衆議院大蔵委員会議録昭和52年3月23日午前10時33分開議(一部抜粋)只松委員 いま新憲法下に、男女平等ということになりました。とかくまだ男の方が強くて男性が封建的である、女性の方が弱いのじゃないか、こういう意見が横行といいますか、言…

寡夫控除ができたきっかけ

さて、寡夫控除の成り立ちですが、立法府の裁量の範囲ということなら少し勉強しなければなりません。もともと旦那さんを戦争で失った女性のために寡婦控除がつくられたようですが、昭和52年の衆議院大蔵委員会で社会党の只松議員の要求がきっかけで寡夫控除…

被告は誰でしょうか

訴状に書いた被告は、『国 代表 法務大臣』です。実際に裁判に出頭してくるのは、誰になるんでしょうね。判例の場合は税務署の人のようでした。今頃、答弁書の準備をしているでしょうか。もしかしたら、このブログも読んでいるかもしれません。勿論、読まれ…

判例の研究(4)

『行政訴訟は被告が強いなぁ』というのが判例を見た印象です。裁判官の考え方も勉強になりました。被告側の言い分なのかもしれませんが、【著しく不合理とはいえない】なんて言い方もありなんですね。それって、理不尽でもちょっとなんだから我慢しなさいっ…

判例の研究(3)

控訴審の判例福岡高等裁判所 平成6年2月28日平成5年(行コ)第27号寡夫控除と寡婦控除との区別の合憲性。 寡夫控除と寡婦控除とでその適用に差異があるのは憲法一四条一項(法の下の平等)に反するとの納税者の主張に対し、所得税法が総所得金額が基…

判例の研究(2)

判例第一審の判例福岡地方裁判所 平成5年10月28日平成5年(行ウ)第12号棄却理由より抜粋所得税法上、寡婦控除と寡夫控除で適用要件が異なることは、原告指摘のとおりである。そこで、この区別と憲法一四条一項との関係を検討するに、寡夫控除の制度…

判例の研究(1)

被告側、つまり国側としては棄却を望む答弁書がでてくるはずですが、その理由として、寡夫控除と寡婦控除の要件の差異は合憲であるとした平成5年の判例を出してくると思います。こちらはそれに反論しなければなりません。そもそもその判例というのはどういう…

のんびり更新です

訴状提出から1カ月たちましたが、口頭弁論まで、まだ1カ月あります。長いですね。何回ぐらい口頭弁論が開かれるのかわかりませんが、いつになったら終わるんでしょうね。ところで世の中には父子家庭を支援する団体がありますが、私は無縁です。みなさんにご…

勝率1割

行政訴訟が原告勝訴となるのは1割ぐらいだそうです。それだけ聞くと勝てる気がしません。それから被告に対する敵意が湧いてきません。不公平な法律を作った本人ではないからです。裁判は戦いですから、もっと闘争心が必要なのでしょうが、国に対して憤りを感…

口頭弁論は5月18日

裁判所から連絡があり、事件番号が伝えらえました。そして第1回口頭弁論は5月18日に決まりました。民事の場合は被告が欠席する事が多いようですが、行政訴訟の場合はどうなんでしょうね。ともかく、裁判は開かれる事になりました。頑張りましょう。

弱者救済ではない

この問題が長い間放置されてきた理由は、弱者救済にならないからだと思います。国にしてみれば、寡夫控除を寡婦控除と同じにしたら、税収が数億円少なくなります。不利益を被っている人達が文句を言わないなら、法改正して税収を減らすなんて事はしないでし…

請求内容

何を訴えているのか、というところに、所得税法の寡夫控除要件が違憲であると書きましたが、訴状はそのように書いていません。行政訴訟にはまず原告適格といって、訴える権利があるのかどうかという審査があります。何のことかというと、損害を受けた当事者…

訴状の提出

訴状のテンプレートをダウンロードして、気持ちを込めて書きました。とはいえ所詮素人。持ち込んだ横浜地裁で一旦は受け取ってもらったものの、地裁の担当者さんにダメ出しをされ、訴状訂正申立書を書いてようやく受け入れてもらいました。かかったお金です…