あるシングルファザーの裁判日誌

寡夫控除は不公平だとして行政訴訟を起こしたシングルファザーのブログ



思った事

共同親権の裁判

今、注目している裁判があります。 共同親権がないのは違憲だとして訴えている裁判で、9月27日に東京高裁で判決がでます。 確か、ドイツでは、単独親権は違憲という判決が出て、共同親権制度に変わりました。 もう20年も前ですかね。 私は、共同親権がいいと…

免疫細胞、大活躍

実は、このブログの検索ワードの上位に好酸球性副鼻腔炎が入ってます。一回書いたので、検索されるみたいです。でも、裁判ネタがメインなので、好酸球性副鼻腔炎についてはあまり書くことはしないつもりです。 まぁ、難病認定を受けているぐらいの重症で、手…

租税法には違憲判決がでない理由

下に貼り付けた講演文書に答えが書いてあります。 こういうのを読むと、三権分立って、なんだっけ的な気分になりますね。 裁判官が後味の悪い思いをするのは、自分の正義を貫けなかったからなのではないでしょうか?何か目に見えないチカラが働いているので…

寡婦控除は、戦争未亡人控除なのか?追記

前2つの記事で、私の寡婦控除創設時の立法目的の考えを述べました。 法ができるきっかけとしては、戦争未亡人の救済という考えがあったのだと思いますが、創設時には、離婚でも戦死以外の死別でも、65歳未満で扶養家族がいれば適用されたわけですから、戦…

寡婦控除は、戦争未亡人控除なのか?(下)

昨日のブログ記事にあげたように、寡婦控除は創設当初から死別だけでなく離別した女性も救済する制度でした。条文からは戦争未亡人のための制度ではないことが明白です。 この寡婦控除が戦争未亡人のための制度だと言っている論文や、弁護士の主張や、ブログ…

寡婦控除は、戦争未亡人控除なのか?(上)

未婚(非婚)のひとり親世帯に対して寡婦控除(寡夫控除)を適用する方向に向けていろいろ動き出しています。厚生労働省が改正に向けて働きかけているようです。 それは賛成なんですが、ブログ記事や新聞の記事に書かれている「寡婦控除は戦争未亡人の救済の…

「どうせ」

子供の頃、父に「どうせ」って言うなと叱られた記憶があります。その時、なぜその言葉を使ったのかは覚えていません。でも、使ってはいけないシチュエーションだったのでしょう。 今、自分に語られる言葉はこれです。 「どうせ、勝てないんだから」

父の日の由来は父子家庭

来週の日曜日は、嵐の二宮さんの誕生日です。いや、そうだけどそうじゃなくて、父の日です。 父の日の由来は、約100年前のアメリカで、6人の子供を成人になるまで育て上げて亡くなったシングルファザーを追悼したことからだそうです。命を削って育てたんでし…

ある新聞記事に思う事

非婚寡婦の問題を扱った記事がヤフーニュースになっていました。もとは西日本新聞の記事です。 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180501-00010000-nishinp-soci 素直な感想として、新聞記事なのにいろいろ雑だなぁと思いました。 特に載せているアンケ…

ゴールデンウィーク

判決まで、あと二ヶ月半あります。長いですね。その前にゴールデンウィークがきます。 ゴールデンウィーク前半は、同窓会出席のために仙台に行ってきます。 後半はひたすら仕事してます。 自分の職種は一般的にシステムエンジニアと呼ばれるもので、年末年始…

署名活動などのリスク

法改正を求める活動は、時折、政治利用されることがあります。本来目指す道が、脇道に入ってしまったり、大きな障害にぶつかったりします。例えば、 仙台で東日本大震災でお母さんを失った父子家庭への支援をしている方は、支援を訴える写真に安倍昭恵さんが…

弁護士さん達の塩対応

この件で何人かの弁護士さんとお話やメールをしました。ほとんど塩対応ですが、どんなんだったか書いておきます。 A弁護士 (無料法律相談会にて) 行政訴訟をしようと考えていた頃、ためしに作った訴状をみてもらいました。後から考えてみると適切な指摘は…

忘れちゃいけない事

国を相手に、税金を公平にしてほしいという訴えをする上で、忘れないでおこうと思っている事があります。 もし、父子家庭が母子家庭のような寡夫控除が認められたら、その分、税収減になります。すると、税の支出を抑えるか、国債を発行して次の世代に借金を…

次回期日まであと1週間

次回の口頭弁論まで、あと1週間になりました。長いです。だれます。 今回、2ヶ月も間が開いたのは年末年始をはさんでいるのと、被告の弁護士さんの都合がつかなかった事によるものです。 もし、次回があるなら、1ヶ月後ぐらいにしてほしいですね。 裁判所の…

自身の養育費や面会交流

養育費とか面会の事を、私はどうしているかという事をお伝えしておこうと思います。 事情により離婚の原因などについては書きません。 あの頃、離婚するかしないか、親権をどうするか等で争いました。お互いに親権を主張しましたが、連れ去り別居などはせず…

児童扶養手当についての所感

前のエントリーの続きです。 児童扶養手当は、所得の低いひとり親家庭に支給される手当です。母子手当と言われていたように母子家庭が対象でしたが、今では父子家庭も受けることができます。 私は所得の都合で受けていません。訴訟に絡むので調べましたが、…

養育費についての所感

今回の裁判に向けて、統計や制度を調べましたが、養育費と児童扶養手当について腑に落ちないので、意見させてもらいます。 養育費とは、養育していない方の親が養育している親に払うお金のことで、子どもの権利とされています。問題がいくつかあるので列挙し…

遺族基礎年金

遺族基礎年金が2014-4-1から父子世帯にも支給されるようになりました。しかし、東日本大震災などで、2014-4-1以前に亡くなった場合は支給されません。この問題を全国父子家庭支援ネットワークは訴えています。 これ、国の不作為として国賠訴訟でいけないのか…

非婚の寡婦控除は合憲?

法律を学んでいて、認識が変わったものがあります。 非婚シンママが寡婦控除を受けられない事について、何度か触れていますが、もし裁判になった場合には、合憲の判決が出る可能性が高いと思います。 なぜなら、裁判所は差別かどうかを審査するのではなく、…

租税法と憲法14条

租税法が憲法14条違反だと主張しても認められた事はありません。サラリーマン訴訟で、最高裁が次のように示しています。被告もこれを引用してきています。 「租税法の分野における所得の性質の違い等を理由とする取扱いの区別は、その立法目的が正当なもので…

2018 あけおめ

このブログも2年になろうとしています。 今年は、地方税について地裁の判決がでると思います。 頑張ります。 今年もよろしくお願いします。

『とんび』

重松清さんの『とんび』を読みました。 詳しくは書きませんが、ある不器用な男の物語です。なぜブログネタにしたのかは、既に読まれた方ならピンとくると思います。 勉強にもなるし、励ましにもなります。今、苦しくて悩んでいる事さえ、読んだ後は、悩める…

担税力

租税負担能力のことを担税力と言ったりします。 担税力に応じて税を負担してもらいます。とか、寡婦と寡夫では担税力が違うので控除に差があります。とかいわれるやつです。 でも、これ、ちゃんと算出できるような力ではないです。寡婦の担税力を100とした場…

養育費を行政で!

離婚後に養育費を払わない親がいます。シングルマザーの元夫の8割は払っていないんだとか。 養育費がきちんと貰えれば、助かるひとり親家庭があると思います。 素人の考えですが、養育費のやり取りに役所が介在したらどうでしょうか。 離婚したら、行政が養…

看不过去

「生活に困っていないのだから、税金を安くしてもらおうだなんてわがままだ。我慢したらどうだ。」「世の中には、貧困で困っているシングルマザーがたくさんいる。その人たちのほうが切実だ。贅沢をいうな。」 そのような非難をされる方もいらっしゃると思い…

注目している裁判

NHKの裁判に注目しています。 契約って、双方が合意しないと成立しないと思うのですが、契約の義務があるとか書いてある放送法ってなんだか違和感があります。 合憲か違憲かはよくわかりませんが、 月300円ぐらいの基本料だけ義務にして、あとは追加契約にし…

もし改正するなら

私が、もし寡婦寡夫控除の制度を変えるなら、 まず、寡婦寡夫控除は子どものいない寡婦、寡夫に限定します。金額は統計などから適正な値に変更します。 それとは別にひとり親控除というのを作ります。現行と同じ35万円かな。性別や非婚、事実婚を区別しませ…

みなし寡婦制度もまた差別

非婚ひとり親家庭のみなし寡婦制度ですが、思いっきり男性差別です。非婚の母子家庭と非婚の父子家庭を差別しています。せっかく貧困化するひとり親家庭の救済を目的にしてるんだから男女で区別せず同額にしたらいいのに、そうなっていません。 理由は、所得…

非婚ひとり親家庭のためにも

非婚ひとり親家庭のみなし寡夫については認めている自治体が増えてきています。そういった自治体では、国に対して税法の見直しを求める意見書を出しています。 国会の議事録で登場することはあって、議論するといいながら、二十八年度税制改正でも、二十九年…

川崎市長の公約

日曜日に、衆議院選挙と一緒に川崎市長選挙も行われました。 当選した福田市長のマニフェストには「人種・障がい・性別・LGBTsなどあらゆる差別の根絶を目指す施策を進めるとともに、条例制定を提案します」と明記されています。 そんな市長を代表者と…