フレンチトースト訴訟

父ちゃん大法廷に立つ(計画)



思った事

川崎市長の公約

日曜日に、衆議院選挙と一緒に川崎市長選挙も行われました。 当選した福田市長のマニフェストには「人種・障がい・性別・LGBTsなどあらゆる差別の根絶を目指す施策を進めるとともに、条例制定を提案します」と明記されています。 そんな市長を代表者と…

寡夫控除されている人

現在、寡夫控除を受けているシンパパは、なぜシンママとの差別を訴えないのでしょうか? 寡夫控除が適用されているといっても、女性であれば特別寡婦控除に相当するわけで、控除金額が違っています。 所得税の寡夫控除は27万円ですが、女性ならば特別寡婦控…

壁の話

通常、壁は乗り越えるものですが、超えないほうが賢いといわれる壁の話です。 103万円の壁とか、130万円の壁とかありますよね。こういうのって仕事意欲がそがれるし、よくない制度だと思います。頑張れば頑張っただけ報われるのがいいと思うのです。 寡夫控…

現実的な判決の予想

被告は、差別の理由として『租税負担能力の差と諸事情によるもの』としてくるだろう。それに対する主張は、ことごとく無視される可能性がある。 そうしたときの判決を想像してみる。 主文 原告の請求を棄却する。 理由 租税法上の差別は立法府の裁量の範囲で…

法律の文章は難解

法律というのは難しいです。今回の訴訟に関する法律を勉強していますが、なんでこんなにわかりにくい言葉を使うんでしょうね。一文一文も無駄に長くて、理解しにくいです。憲法はなんとか読めます。しかし、所得税法、行政事件訴訟法、国税通則法、行政不服…

反対意見はないのかな

口頭弁論の1週間前になりました。そろそろ答弁書が提出されていることでしょう。どんな主張をしてくるのでしょうか。早く読みたいです。私の情報収集は、インターネットを介するものが多くなります。寡夫控除要件に関しての意見を拾い集めていますが、不安…

被告の立場になってみる

どこのお役人さんがいらっしゃるのかわかりませんが、もう訴状は受け取っているはずですし、答弁書を書いたり、口頭弁論の準備をしていると思います。勿論、私の訴えを棄却してもらうつもりでしょう。 彼らは、寡夫控除要件の差別が合理的であることを示さな…

裁判官の覚悟

戦後に最高裁で違憲判決がでたのは10例しかありません。違憲判決を出す瞬間は、歴史が変わる時。判事にとってはクーデターをおこすようなものなのかもしれません。一審は地裁ですが、地裁の裁判官にとって、もし違憲判決を出すことになったとしたら、これは…

勝率1割

行政訴訟が原告勝訴となるのは1割ぐらいだそうです。それだけ聞くと勝てる気がしません。それから被告に対する敵意が湧いてきません。不公平な法律を作った本人ではないからです。裁判は戦いですから、もっと闘争心が必要なのでしょうが、国に対して憤りを感…

弱者救済ではない

この問題が長い間放置されてきた理由は、弱者救済にならないからだと思います。国にしてみれば、寡夫控除を寡婦控除と同じにしたら、税収が数億円少なくなります。不利益を被っている人達が文句を言わないなら、法改正して税収を減らすなんて事はしないでし…

初めての行政訴訟

私は普通の会社員ですが、裁判所に行くのは初めてではありません。離婚調停、離婚裁判とお世話になっています。結局和解して裁判は取りやめたので、結果としては協議離婚ではあります。なので裁判所は未知の世界ではありません。とはいえ、行政訴訟となると…

なぜ自分がやるのか

この控除が認められないと生きていけないのか、と言われればそんな事はありません。『男なのにせこい』『我慢が足りない』とかいう意見もあると思います。私の推進力となっているのは、正義感と義務感です。はっきり言って、勝訴したところで戻ってくる金額…