あるシングルファザーの裁判日誌

寡夫控除は不公平だとして行政訴訟を起こしたシングルファザーのブログ



裁判記録(対地方税)

判決等即報用手持幡

よく判決のニュースで見かける光景で、判決のすぐあとに、裁判所の前に走って出てきて「原告勝訴」とか「不当判決」とかが書いたボード(巻物?)をカメラの前に見せるのがあります。これを正式には判決等即報用手持幡というそうですが、一般的にはハタ出しと呼…

今回の裁判、ドラクエ風まとめ

今回の地方税の裁判がどんなんだったか、簡単にわかるように口語調でまとめてみました。過分に私の希望的観測が含まれています。 まず 裁判官(ゼシカ)、原告(トロデ)、被告(ドルマゲス)をイメージしてください。 裁判官(第1回口頭弁論) 「試合、はじめ…

所得税のほうはオマケ

これから所得税について審査請求して提訴していくわけですが、よく考えると、こちらはオマケにしかならないですね。まず地方税のほうで最高裁が棄却の判決を出したとしたら、所得税も棄却されるのは間違いありません。同様に認容されたら、所得税も認容判決…

公開されている審査請求の裁決

最近知ったのですが、審査請求の裁決がこちらで閲覧できるようになっています。 行政不服審査裁決・答申検索データベース 私が審査請求したのも、載っています。 (裁決検索からフリーワード検索で『寡夫』を指定して検索してみてください。) ちょっとのぞ…

敗北した理由

敗北した理由を考えました。 違憲審査基準に関する主張が、的を得ていなかったんじゃないかなぁというのが1番の感想です。 傍聴した長男は、被告側は余裕の表情だったねぇと感想をもらしていました。弁護士さんに勝てる訳ないよ、とも言ってました。 私の反…

第3回口頭弁論

長男を連れて法廷に入りました。今日は午後から就活なのでリクルートスーツ姿です。その為、書記官さんに弁護士と間違われるハプニングがありました。 傍聴席には6人。 さぁ開廷です。 書記官「起立、平成29年、行ウ第51号」 裁判長「被告から3月12日に準備…

いざ、第3回口頭弁論へ

おはようございます。 これから横浜地裁、行ってきます。 春休みなので、子どもたちを引き連れて行きます。といっても、子どもたちは裁判より、横浜で食べるお昼ご飯が目的です。 前回から、被告準備書面2と、それに対する原告準備書面3が出されていますので…

提出した準備書面(3)

被告さんの反論が想定内だったので、ささっと準備書面書いて打ち返しました。 被告さんの反論に、私の予想していた大きな方針転換はなかったですが、明白性の基準を持ってきているのかなと思いました。様々な社会的要因を考慮する必要があるからという主張は…

被告準備書面(2)がきた

被告さんから準備書面(2)が届きました。 短いので、理解を深めるために書き写してみました。 第1 平成30年2月2日付原告準備書面(2)について 1 原告は,甲12号証を根拠として,「パートやアルバイトの女性で年間所得が500万円以上である割合は…

次回期日1週間前

被告さんの準備書面の提出期間は3月12日となっています。たぶん、13日に発送して15日に配達される感じだと思います。 19日が口頭弁論なので、反論するなら16日の朝までに準備書面を提出したいところですが、さすがに時間がないですね。 被告さんの反論が想定…

第096回国会 地方行政委員会 第6号

昭和五十七年三月十九日に開かれた地方行政委員会の議事録の一部を抜粋します。関根さんは所得要件がある理由を何も答えてません。追求するほうも、時間がないからやめますって、・・・残念です。 ○佐藤(敬)委員 次に、税制改正。地方税改正の中で個人住民…

第094回国会 大蔵委員会 第12号 議事録

昭和五十六年三月三十日に開かれた参議院大蔵委員会の議事録の一部を抜粋します。ちなみに文中の「係累」というのは扶養親族のことです。それにしても論理的整合性に欠ける答弁です。突っ込みたい! ○多田省吾君 次に、所得税改正に絡みまして寡夫控除問題及…

国会での審議

昭和56年に所得税法に寡夫控除が新設され、昭和57年に地方税法に寡夫控除が新設されました。その時に既に男性差別が存在していたわけですが、それについて国会で審議されています。 議事録を見ると突っ込みどころ満載の答弁なので、被告さんが証拠として…

合憲性の推定の排除

サラリーマン訴訟(大島訴訟)の判決文には補足意見としてこんなことが書いてあります。(伊藤正己裁判官の補足意見を一部抜粋) 「法廷意見の説くように、租税法は、特に強い合憲性の推定を受け、基本的には、その定立について立法府の広範な裁量にゆだねら…

合憲性の推定

法律というのは、選挙によって選ばれた人による国会で作られるものなので、違憲性のある法律は作られないだろうという、という考え方があります。 寡婦控除が差別だとして、国会で審議されて、寡夫控除ができました。 私はそれでも違憲だと訴えているわけで…

第2回口頭弁論

2月5日10:30 横浜地方裁判所502号法廷 第2回口頭弁論が開かれました。 昨晩、長男が時間があるから見学に行きたいと言っていましたが、朝、布団から出てこないので、置いてきました。 ちなみに、彼はC大法学部の学生で、私の1番の応援団です。とはいっても法…

いざ、第2回口頭弁論へ

本日、第2回口頭弁論です。 横浜地方裁判所に行ってきます。 頑張ります。 といっても、進捗を確認して、次回の期日を決めるだけなんですけどね。 結果は後で報告します。

提出した準備書面(2)

こちらが、今回提出した準備書面です。 ピンポイントで反論してきているので、ピンポイントで立証しました。 「高所得女性ひとり親は,パートやアルバイトではなく,正規の職員・従業員や自営業者等であると考えるのが相当である。」とする主張に具体的な根…

速攻で打ち返し

被告からの反論がほぼなかった事について、ポジティブに考える事にしました。 裁判では、何も反論しないのは認めるのと同じ事です。私の主張を認めてもらったと思う事にしましょう。 高所得者がパートやアルバイトではない事の証明は、統計から引っ張ってき…

被告準備書面(1)がきた

本日、被告の訴訟代理人さんから準備書面が届きました。 次回期日の後だと思っていたので、驚きました。 内容はこのようになっています。 原告は,「高所得女性ひとり親(作成者注:扶養親族のある寡婦で,かつ,前年の合計所得金額が500万円を越えるもの…

次回期日まであと1週間

次回の口頭弁論まで、あと1週間になりました。長いです。だれます。 今回、2ヶ月も間が開いたのは年末年始をはさんでいるのと、被告の弁護士さんの都合がつかなかった事によるものです。 もし、次回があるなら、1ヶ月後ぐらいにしてほしいですね。 裁判所の…

提出した準備書面(1)

先週提出した準備書面を公開します。 長くなりますが、主要な争点についての被告の主張と私の反論がわかるようにしたものを載せます。私の文面は弁護士さんの指導を受けておりませんので、おかしなところがあるのはご容赦ください。 青字は被告の弁論です。 …

準備書面、提出

次回の口頭弁論まで、まだ1ヶ月ありますが、準備書面を提出しました。 手元にあると、気になって手直しばかりしたくなるので、思い切って切り上げました。 私の反論を裁判官が認めてくれるなら、次は被告の反論の番になりますが、認めてくれない場合は次の口…

訴え取下書

まずは、訴え取下書を用意しました。 平成29年度分の請求は不適法だといわれています。あがいても認められることはほとんどないため、争わないことを選びました。弁護士さんは、そのままにして却下されるのを待っていればいいと言ってくれましたが、本丸は…

スッキリした

弁護士さんに相談にのっていただきました。 やっぱり専門家ですね。わからないところがなくなりました。スッキリしました。 無料の法律相談でなく、最初から専門の弁護士さんに相談しておけば良かったです。 弁護士先生の言うことには、税金関係の行政訴訟は…

やっと見つかりました

法律相談を受けてくれる弁護士が見つかりました。税金と行政訴訟に強い弁護士さんです。ありがたや、ありがたや。 もう、諦めかけていたところでした。なので、自分である程度こうしようと固めています。その方針で問題ないかを弁護士さんに確認してもらうこ…

行政訴訟のジャングル

行政訴訟法は難しいので、専門家に相談にのってもらいたいです。 しかし、10件ぐらいいろんな法律事務所に問い合わせしましたがほとんど返事がなく、返事がきたところも相談内容をざっくり伝えると連絡がこなくなります。行政訴訟や税務訴訟を専門としてい…

誤字脱字

訴状とか準備書面とか、自分の書き物はミスがあります。今回も表の一部の文字が欠けていて読めなくなっているとか、やっちゃいました。一人でやっているとどうしても見直しが甘くなります。まぁ、言い訳ですね。すみません。 その点、弁護士さんや訟務官さん…

0.6%ってマジか?

川崎市の統計を調べていて驚いた事があります。 ひとり親世帯の調査で、 母子家庭のうち、寡婦控除を 利用した事がある。・・・0.6% 利用した事がない。・・・11.0% 制度を知らない。・・・69.8% 無回答・・・18.6% 父子家庭のうち寡夫控除を 利用した事があ…

特別寡婦控除の合憲性

所得が500万円以下なら父子家庭でも寡夫控除が適用されて、住民税なら26万円の控除になります。しかし母子家庭だと特別寡婦控除になり30万円の控除になります。 これは、明らかに男性差別なのですが、これを違憲だとして訴えても、行政の答弁に対する反論は…