フレンチトースト訴訟

父ちゃん大法廷に立つ(計画)



裁判記録(対所得税)

なんかおかしくないか?

飛び出た目玉を押し戻し、冷静になって考えてみました。 私はもともと納めるべき所得税を会社に源泉徴収されて支払っています。例えば30万円としましょう。 それは寡夫控除がされていない状態での納税額です。 私は寡夫控除をつけた更正の申告をしました。そ…

更正処分、来た。目玉とび出た。

サラリーマンなので、所得税は源泉徴収されてますが、寡夫控除を付けて還付申告した結果、認められるはずがなく、まだかまだかと待っていた更正処分がようやく来ました。 3年分になりますが、追徴課税の振込用紙が同封されていて、その額にびっくりです。 約…

早く来い来い、行政処分

所得税に対する裁判をするため、まずやらなければならないのは確定申告と更正の請求です。 平成24,25,26年度分は、いきなり寡夫控除をつけた更正の申告(確定申告)をしました。今は更正処分がされるのを待っています。 平成27,28,29年度分は、医療費控除など…

第096回国会 地方行政委員会 第6号

昭和五十七年三月十九日に開かれた地方行政委員会の議事録の一部を抜粋します。関根さんは所得要件がある理由を何も答えてません。追求するほうも、時間がないからやめますって、・・・残念です。 ○佐藤(敬)委員 次に、税制改正。地方税改正の中で個人住民…

第094回国会 大蔵委員会 第12号 議事録

昭和五十六年三月三十日に開かれた参議院大蔵委員会の議事録の一部を抜粋します。ちなみに文中の「係累」というのは扶養親族のことです。それにしても論理的整合性に欠ける答弁です。突っ込みたい! ○多田省吾君 次に、所得税改正に絡みまして寡夫控除問題及…

国会での審議

昭和56年に所得税法に寡夫控除が新設され、昭和57年に地方税法に寡夫控除が新設されました。その時に既に男性差別が存在していたわけですが、それについて国会で審議されています。 議事録を見ると突っ込みどころ満載の答弁なので、被告さんが証拠として…

合憲性の推定の排除

サラリーマン訴訟(大島訴訟)の判決文には補足意見としてこんなことが書いてあります。(伊藤正己裁判官の補足意見を一部抜粋) 「法廷意見の説くように、租税法は、特に強い合憲性の推定を受け、基本的には、その定立について立法府の広範な裁量にゆだねら…

合憲性の推定

法律というのは、選挙によって選ばれた人による国会で作られるものなので、違憲性のある法律は作られないだろうという、という考え方があります。 寡婦控除が差別だとして、国会で審議されて、寡夫控除ができました。 私はそれでも違憲だと訴えているわけで…

国税不服審査の裁決要旨事例

国税不服審査所で過去の裁決要旨を検索できます。 20年前の事例になりますが、大阪で不服申し立てをし棄却された事例があります。 でも、これ、裁判にはなっていないようです。 支部名 大阪 裁決番号 平090072 裁決年月日 平100312 裁決結果 棄却 争点番号 1…

還付請求と更正の請求

寡夫控除を付けて還付金の請求をするのに、例えば平成26年度分は確定申告していないので確定申告の形で還付金の請求をしました。ところが給与以外の収入があって確定申告した年は、一度確定申告しているので、更正の請求ということで還付金の請求をしました…

「過少申告加算税を払え」ときた

税務署から「修正申告書の提出について」という文書が届きました。 訴訟のための行政処分が欲しくて、寡夫控除を付けて確定申告したわけですが、当然ながら「合計所得金額が500万円を超えているため、寡夫控除は適用できません。」という理由で修正申告書…

過少申告加算税について

税務署の人に「寡夫控除を取り消さないと過少申告加算税がかかってきますよ。」と脅されたので、ちょっと勉強しました。 私の場合、現行法ではもらえるはずのない還付金を請求していることになります。悪い奴等が税務署を騙して不正に還付金を取るのと同じカ…

確定申告書の見直し・確認について

税務署から「確定申告書の見直し・確認について」という書面がきました。 年末に、寡婦寡夫控除を適用して更正の申告をしましたが、間違っていると思われるので確認してくださいということらしいです。 認められないことを承知で申告していますし、税務署の…

所得税も手続き開始

去年、不適法でダメだった所得税ですが、取り掛かります。 確定申告書に寡夫控除を付けて、還付金を請求します。期限後の申告であったり、一度確定申告した年度については更正の請求と呼ばれるものになるそうです。 普通の請求ではありませんので、パソコン…

判決

不適法なので却下でした。 とりあえず一区切り。 却下の心配のない住民税で、頑張ります。

明後日は判決

明後日は判決が出ます。 まぁ、結果はわかってますけど。門前払いでしょうね。 でも、裁判所には行かないので、判決文を読めるのは金曜日頃かな。 住民税のほうもそろそろ審判が出る頃だと思います。こちらも、結果はわかってますけど。 それを受けたら、こ…

終わりました

第二回口頭弁論 『これにて弁論を終結します。判決は10月12日』 最後に裁判長からこう言われました。 却下されることが確定的です。 まぁ、仕方ないですね。 私の請求の仕方が悪いのです。 初めての行政訴訟、色々と勉強なりました。 国税に対しての請求は一…

第二回期日に向けて

今日は、第二回期日です。 準備文書2を用意しました。 不適法との言い分に対して、適法になる訴え方を考えましたが、思いつきませんでした。 給与所得者では、どうしたって不適法にしかならないんです。 でも、それって逆におかしいと思うのです。 請求する…

やっぱり不適法

色々調べました。税務署にも確認しました。 が、どうしても請求の仕方が見つかりません。 どうにかして、適法となる訴えにしようと思案を重ねてきましたが、私にはできそうもありません。 法律、難し過ぎです。 被告さんに、聞きたいくらいです。『どうした…

どなたか助けてください

税に関する法律がわかりません。 どなたか、ご存知でしたら教えてください。 事業主が、社員の所得税を源泉徴収して納付しますが、その税額が不足している時には、税務署は、納税の告知をします。 質問⑴ 納税の告知とは、賦課決定処分の一種でしょうか? 質…

準備書面が届きました

被告さんから準備書面が届きました。 やっぱり私の訴えはトンチンカンだったようで、不適法な訴えになるようです。 求めるべき処分は「更正」ではなくて、「決定」になるのかな。 被告さんの準備書面は「更正」じゃだめだよってことが書いてありました。 ち…

法廷での起立発言

第1回口頭弁論で、法廷でのお作法に驚いた事があります。 発言する時に起立する事です。 長い文章を話す時なら、わかります。発言権が誰にあるのかよくわかるし、プレゼンするにもしやすいでしょう。発言の前に一呼吸おくので不要な発言が減るメリットもある…

準備書面(1)送付

そろそろ訴えの変更が被告さんに送達された頃だと思うので、準備書面を被告さんに送付しました。 訴えが変わっていて答弁書への反論にはなっていませんが、答弁書では、請求自体が無効であると言ってきているので、適法な請求ですよと準備書面で説明していま…

訴えの変更申立て

男性差別の所得税法で父子家庭では母子家庭よりも税金が高い。だから、同じにして、払い過ぎた分は返してね。 これが私の訴えの基本です。 私は素人なので、これを訴訟に当てはめるために、最初に『過剰に払った税金を返還してよ』と請求しました。 これに対…

準備書面できた

準備書面の提出期限は6月17日です。まだ2週間ありますが、完成しました。でもまだ出しません。その前にやる事があるからです。まずは請求の趣旨を変える必要があります。なので訴えの変更申立書を作成いたしました。これが裁判官に認めてもらえるかどうかが…

このままでは門前払い

次回期日に向けて準備書面の構想を練っています。たたき台となる文面も作成しました。書いている時はまともな事を書いているつもりなのですが、一晩たってから見てみるとダメダメなのがわかります。裁判をする前は、気楽に考えていました。ただ寡夫控除の差…

第1回口頭弁論

行ってきました、横浜地方裁判所。原告席は私が独占。被告席は7人の大所帯。こんなにたくさんいらっしゃるものなんですね。数に圧倒されました。第1回期日は被告欠席というのが多いらしいですが、行政訴訟ですと誠実に対応していただけるんですね。感謝です…

2つの判例の壁

この裁判、私が勝訴するには最高裁の2つの判例を打ち破らなければなりません。1つは、『源泉徴収制度の下では、給与受給者と国とは法律関係にない為、直接請求することができない』というもの。もう1つは、『寡夫控除要件は立法府の裁量の範疇で違憲では…

答弁書が届きました

答弁書が届きました。被告指定代理人は法務局訟務部の訟務官のみなさまでした。 さすがに法務局の方の文書です。きれいな答弁書です。でも専門用語がわかりづらいですね。これは私のスキル不足ですね。 まだ勉強中で、被告の主張を十分に理解していないので…

被告は誰でしょうか

訴状に書いた被告は、『国 代表 法務大臣』です。実際に裁判に出頭してくるのは、誰になるんでしょうね。判例の場合は税務署の人のようでした。今頃、答弁書の準備をしているでしょうか。もしかしたら、このブログも読んでいるかもしれません。勿論、読まれ…