弱者救済ではない
この問題が長い間放置されてきた理由は、弱者救済にならないからだと思います。
国にしてみれば、寡夫控除を寡婦控除と同じにしたら、税収が数億円少なくなります。不利益を被っている人達が文句を言わないなら、法改正して税収を減らすなんて事はしないでしょう。
原告適格となるのは年収約700万円以上のシングルファザーです。貧困に窮しているわけではありません。早急な支援の必要のない状態が、問題の解決を遅らせてきました。
でも、法律というのは万人の為にあるのであって、弱者救済の為だけにあるのではありません。
私も弱者だから助けてもらおうなどと思ってはいません。もとより自力でなんとかする覚悟でひとり親になりました。
求めるのは、公平、平等である事です。