裁判官の覚悟
戦後に最高裁で違憲判決がでたのは10例しかありません。違憲判決を出す瞬間は、歴史が変わる時。判事にとってはクーデターをおこすようなものなのかもしれません。
一審は地裁ですが、地裁の裁判官にとって、もし違憲判決を出すことになったとしたら、これは一生に一度の覚悟がいることなのだそうです。
裁判官にも出世欲はあるでしょう。表向きは違うでしょうが、上位の方針に忠実で、突飛な判決を出さない。国に対して忠誠であるほうが、出世は望めるでしょう。
となると、こちらは裁判官に覚悟してもらうだけの材料、論拠を示さなければなりません。
しかしこちらは弁護士でもなく、素人。ならば素人らしく、シンプルに、ストレートに参りましょう。