『寡婦控除と寡夫控除の差異は合憲であるとした最高裁の判例がある』
これが1番の被告の主張でしょうか。
判例のある事件について裁判所は、新しい判断をしません。
これは大きな壁です。
答弁書には2つの判例が書いてありました。それぞれ、地裁、高裁、最高裁の判決で、合計6例です。
すべての判例を息子に取り寄せてもらいました。2つとも原告は同じで内容も同じ、違うのは年度でした。この判例については以前ブログで取り上げたものになります。
反論としては、これらは所得要件の合憲性を判断したものではないと主張しようと思います。