あるシングルファザーの裁判日誌

寡夫控除は不公平だとして行政訴訟を起こしたシングルファザーのブログ



養育費についての所感

今回の裁判に向けて、統計や制度を調べましたが、養育費と児童扶養手当について腑に落ちないので、意見させてもらいます。

 

養育費とは、養育していない方の親が養育している親に払うお金のことで、子どもの権利とされています。問題がいくつかあるので列挙してみました。

○離婚した夫婦の間の取り決めなので、交渉が困難な場合がほとんどである。

○不払いに罰則がない。

○不払い時の取り立てには費用と労力がかかる。

○払う側に経済力がない場合がある。

○養育費によって縁が切れない。

○離婚係争時に交渉カードにされる。(本来は子どもの権利であるのに、親に横取りされて、「養育費はいらないから親権をちょうだい。」「関わりたくないから養育費は要らない。」なんてのがまかり通っている。)

○用途が不明、感謝されることも少ないので支払う側に懲罰感がある。

○経済力の変化に対応が困難である。(支払い側がお金持ちになったら増額の請求が可能だが、受け取り側が収入を把握できない。)

 

 例えば、5歳から月30,000円を15年間もらったら、500万円以上になります。私立大学の学費ぐらいですね。これは子どもの財産と同じです。

 

 

 今、払っていない人は、払う提案をしてみてください。用途を明らかにしてもらうような提案だってできると思います。

 

 今、滞納してる人は、少し考えてください。目の前にお腹をすかせた自分の子どもがいたら、自分の食事は後回しにしてでも、食べさせますよね。子どもが食べてる姿が想像できたら嬉しいですよね。離れていても一緒に生きていきましょう。

 

 今、もらってない人は、ちょっとだけ頑張ってみませんか?お役所でも支援しているところもあるようですので、相談してみてください。

 

 受け取りを放棄してしまった人は考え直してください。離婚時の条件にしてしまっても、子どもの権利なので無効にできます。改めて調停できます。「養育費が貰えてたら大学に行かせられたなぁ」なんて後悔しても遅いです。顔を合わせなくても調停はできますよ。

 

 養育費の問題は制度の不備が原因です。国は、マイナンバーとか整備しているのですから、養育費のやりとりを金額も含めて機械的にできるように工夫してください。不払いがないように、徴収して、学費などに充当したり養育者に渡したりしてください。これだけでは不足ですが、養育費がきちんともらえることによって、ひとり親の貧困問題の解決策のひとつになると思います。

 

児童扶養手当については、また書きます。