フレンチトースト訴訟

父ちゃん大法廷に立つ(計画)



控訴審 第4回口頭弁論

東京地裁での用事を済ませて、法廷に向かいました。

法廷の前で掲示板を確認して・・・あれ?

 

裁判官が変わっています。

後で調べたら裁判長は3月1日に依願退官されてました。

 

今度の裁判官は、どんな人でしょう。

書記官も変わりました。

 

4月で移動だったんですね。

 

陪審裁判官だけが変わらずでした。

 

さて、いよいよ開廷です。今回の傍聴人はゼロです。

 

まずは、提出書面などの形式的な確認です。

んー、新しい裁判官の声が、聞き取りにくいです。困りました。私はちょっと耳が悪いのです。

 

で、

 

新たに宿題が出されました。

ここでも聞き取りにくかったです。

書面で出してくれれば助かるのですが、裁判官からの指示は口頭になります。

「何ページの何々を調べて、証拠を提出してください」とか、聞きもらすと対応できないんですが、聞き取りにくいです。

閉廷後に書記官に宿題を確認しました。

私「宿題は〇〇ですよね?」

書記官「△△だったと思います。」

あれれ、認識が違います。

 

困りました。

 

書記官さんが言うには、これから調書(議事録のようなもの)を作成します。裁判官にも確認してもらいます。準備ができたら閲覧可能になるので、確認してください。って。

 

また、霞ヶ関に来ないといけませんね。

 

今のところ自分の把握している宿題は次の3つ

 

① 死別で扶養親族のいない寡婦に所得制限がある理由を示せ。(控訴人、被控訴人)

 

② 死別で扶養親族のいない男性に寡夫控除が認められなかった裁判の一審から最高裁までの記録を証拠として提出せよ。(被控訴人)

 

③ もし違憲だとした場合の対応の主張を補強することがあれば補強せよ。(控訴人)

 

 

ふむ

①は意図がわかりません。以前調べた時は、「社会保障的な観点から」だったと思います。②と関係しそうですね。

 

②は寡夫控除が合憲だとした裁判は合理性の基準で審査していたので、そこを掘り下げて共通点を探し、厳格な審査でいいのかどうかを確認するってことだと思います。ってか、判決文などを証拠として出さなきゃいけないことにビックリです。裁判所なら判決文は取りたい放題なのではないのでしょうか。

 

③は、「もしあれば」と言っていますが、これは主張を補強せよという事ですね。多分、過去に遡って還付金を出すなら、いつまで遡るのが妥当かという点ではないでしょうか。法定期限内(5年)にするのか、創設当時まで遡るのかって事だと思っています。他にも思い当たる点はあります。

 

なんか、難しいですね。まったく素人扱いしてくれません。税法の細かいところや、民事訴訟法、行政事件訴訟法も調べないといけないかなと思っています。

 

次回は、7月17日になりました。ルース・ベイダー・ギンズバーグさんなら2時間(映画の上映時間)で解決してしまいますが、この控訴審だけで一年以上になりました。先はまだまだ長そうです。