判決を受けて
思うところ
最高裁の判決は、
「寡夫控除にのみある所得要件が違憲でないことは、サラリーマン税金訴訟に徹して明らかである。」というものです。
全然明らかじゃないよなー、というツッコミは置いておくとして、
もっと勉強しないとなーと思っています。
今、わからないのは、明白性の原則と合理性の基準です。
不合理であっても大したことでないなら合憲だというのが、明白性の原則。
立法目的が正当で、立法手段と合理的関連性があれば合憲とするのが、合理性の基準。
私は同じものだと思っていました。
明白性の原則をもってすれば、寡夫控除の所得要件は合憲ですね。確かに明らかかもしれません。
さて、これからですが、所得税の裁判をどうするか悩んでいます。
請求棄却はまちがいないところですが、訴えを取り下げるという選択肢もあります。駄々をこねて判決を受ける事もできます。
どうしましょうかね。