フレンチトースト訴訟

父ちゃん大法廷に立つ(計画)



思った事

児童手当不支給に対する審査請求書案

私の子は全員二十歳以上で児童手当はもらえませんが、知人が児童手当が所得制限による不支給の決定処分を受け、それに対する審査請求をすることになったので、審査請求の理由を考えてみました。ヒントにでもなれば幸いです。 審査請求は不支給決定通知が来て…

審査請求ノススメ

審査請求は、国民の権利でリスクがほぼゼロ!(リターンもほぼゼロだけど) 国が決めたことに文句がある場合に、裁判所に訴えるという方法があります。しかし、裁判をやってみて分かったのですが、素人がやるにはハードルが高いです。法律について勉強しなけ…

児童手当に所得制限をつけたら税法が違憲では?

嫌いな四文字熟語は「所得制限」な私ですが、ちょっと思ったことを書きます。 2022年10月から年収1200万円以上の場合に児童手当の特例給付が廃止になるそうです。チョットマッテ、これ、所得税法の憲法違反の可能性がありませんか? 年収1200万円以上ある場合、23歳…

気持ちを切り替えた

結審をむかえ、なんとかロス的な気分になりましたが、スイッチを切り替えて次に参ります。 次に私がやることは、この裁判の記録、経験を論文にして残す事です。 今までブログを読まれた方は知っている通り、私は変態なので、論文のネタが集まり、執筆する機…

あらがう理由

大島訴訟の後、いくつか租税法と憲法14条との関係で訴訟が起こされていますが、最高裁の解釈では、不合理な差別であっても著しくない限り違憲ではないし、著しいかどうかは立法裁量の範疇だとしているので、結局、憲法14条は租税法に及ばないということにな…

いくつかの決意

突然ですが、 所得税のほうのフレンチトースト訴訟も頑張ることにしました。 地方税の上告審が終わり、所得税の裁判はこの判断を踏襲することは間違いないところですが、 だからといって訴訟を取り下げたり、いい加減な準備書面で対応するのは、これまでお付…

RBGさん

9月18日、連邦裁判所判事のルースベイダーギンズバーグさんが亡くなりました。 私は、彼女の映画も見ましたし、上告理由書には彼女の裁判のことも書きました。 性差別撤廃にむけてとても尽力された方で、50年前には税法上の男性差別を裁判所に認めさせたチャ…

喘息患者の感染率

生存報告を兼ねた独り言です。 報道によると、喘息患者の新型コロナの感染率は、一般の方よりもわずかに低いとのことです。 そうだろうなと思います。 喘息患者が、決して新型コロナに強いわけではなく、感染しないようにより注意しているという事なんだと思…

ペンギンの日

4月25日は、ペンギンの日らしいです。久しぶりに仕事を休みました。 自分はSLACKでペンギンキャラを使ってますので、なんか他人事ではありません。 なんか、コウペンちゃんの後姿が、ふっくら猫背の私にそっくりだと言われています。 確かに、似てるかもしれ…

コロナの影、願い

3月末に、私の勤務先でも新型コロナの感染者がでてしまいました。今日は取引先でもでていて、ついに近くに来たかという感じです。 SEの割に、なかなか在宅勤務が難しい仕事なので、外出には万全の注意をしていますが、それでも罹患するのは時間の問題かなと…

喘息バッジ

缶バッジを買いました。喘息バッジです。 これをマスクにつけたら、いいわけマスクの完成です。 ちょっと子供っぽいけど、 まいっか。

いいわけマスク

電車の中などで咳をする人が少なくなりました。新型コロナの影響ですね。 私は喘息なので、よく咳をします。アレルゲンを吸い込んだりしたら、そりゃもう喘鳴はするし、激しく咳込みます。最近、コントロールがうまくいかず、よく咳がでるのですが、マスクを…

ニュー選択的夫婦別姓訴訟は変だ

作花先生が手掛けているもう一つの憲法訴訟に、ニュー選択的夫婦別姓訴訟(下のリンク先参照)があります。夫婦別姓については私は不勉強なので、意見は差し控えます。 https://sentakuteki.qloba.com 先日、久しぶりにサイトにお邪魔して近況を知りました。地…

共同親権に思うこと

作花先生が手掛けている憲法訴訟のひとつに、共同親権の訴訟があります。 https://www.oyako-time.com あまり難しいことはわかりませんが、討論を見ていると、連れ去り別居の正当性を巡る争いのように感じました。 DV加害者が親権を持つことに反対する同居親…

やったね、差別撤廃です

自公税調の行方ですが、どうやら未婚のひとり親は離死別のひとり親と同じ扱いになりそうですね。 そして、父子世帯の父親の控除額も、35万円に引き上げられ、母子世帯の母親と同じになりそうです。 やりましたね。差別解消です。ドンドンパフパフ。 ただ、割…

足りなかったもの

先日、裁判官に言われた事「他に主張することはありませんか?」について、栄養のあるものを食べながら考えました。 実は私、司法救済について、良くわかっていません。 違憲な法律に基づく処分だと判断されたのなら、裁判所が処分を取り消してくれるって思…

要らぬ心配ですが

少しわからなくなってきました。 私は寡夫控除の所得要件をなくしてもらうように裁判をしているわけですが、 もし、今回の税制改正で先に寡婦控除に所得要件がつけられたとしたら、 寡夫控除の所得要件をなくす事は、逆に女性差別になってしまうわけです。 …

養育費の支払い率?

母子家庭の元夫からの養育費の受取り率は25%程度です。統計上のデータは受取り率しかありません。 では、元夫の支払い率はいくつでしょう? 同じでしょうか? いいえ、同じではないと思います。 この年になると奥さんと離婚したという知人や友人が結構います…

マスキュリズム

マスキュリズムという言葉があります。男性差別をなくそうという考えかなぁと思っています。 ってな感じで、不勉強なので、少し勉強しようと思いました。 ワレン ファレル氏の「男性権力の神話」を思い切って買いました。マスキュリズムの教科書のようなもの…

在外邦人の国民審査制限に違憲判決

5月28日、東京地裁が、在外邦人に最高裁判官の国民審査の投票ができないのは違憲であるという判決をだしました。 確かに、国会議員の選挙には投票できるのに、裁判官の国民審査に投票ができないのはおかしいと思います。 形として損害賠償(1万円)を請求して…

IRC Code section 214

米国税法より There shall be allowed as a deduction expenses paid during the taxable year by a taxpayer who is a woman or widower, or is a husband whose wife is incapacitated or is institutionalized, for the care of one or more dependents, …

大学無償化法に思う

低所得者の子が大学にいく場合、大学入学金・授業料や生活費の一部が無償になる、そんな法案が成立しました。 なんか腑に落ちないのですが、バイトしながら奨学金を借りてというのではダメなんでしょうか? 成績は問わず、どんな大学でもということなので、…

「ビリーブ 未来への大逆転」ねたばれ注意

もし、日本の税法に、独身女性が親などを介護している場合には介護費用を所得から控除することができるが、独身男性の場合は認められないという法律があったとしたら・・・違憲でしょうか? おそらく、違憲審査基準に照らし合わせると、男性と女性の租税負担…

どや全 でいこう!

ゴールデンウィーク、 IT業界の人間にとっては、連休ではない事が多く、システム切り替えなど重要な仕事が入ることが多いです。今年は10連休といえども、改元対応があったりもしたので同業者は大変だったと思います。私も、連休の半分ぐらい仕事をしていまし…

えらい人達

大阪にskuruというひとり親支援の団体があるらしいです。 そこの今井さんという方が、なんか社団法人を立ち上げようとしているらしく、産経新聞が記事にしています。 https://www.sankei.com/smp/life/news/190319/lif1903190029-s1.html えらいなぁ。 私に…

フレンチトースト訴訟

裁判は訴訟番号というのがついています。例えば 昭和55年(行ツ)第15号とかですね。これでピンとくる人もいるでしょうが、一般の人は何の裁判かわかりません。 でも有名な裁判には、マスコミが勝手に名前をつけます。砂川訴訟だとかサラリーマン税金訴訟だと…

昭和56年頃

ちょっと回想します。(脱線とも言います。) 寡夫控除が創設された当時、私は中学生でした。静岡の田舎町で、毎日トランペットを吹いていましたね。うちは父子家庭でした(遺伝か?)けど、貧困という事はなかったです。父は普通の会社員でしたね。トランペット…

研究材料

ここにアップした書面ですが、たぶん読み込んでくれる人は5人もいないと思います。軽い文書じゃないですからね。 読んでくれる方、ありがとうございます。 おそらく、この裁判は、負けても研究材料になるようなものだと思います。もしかしたら教材になるかも…

訴訟快眠効果

先生(長男)がいないと、安易に聞けません。となると法律の事は自分で勉強するようになります。 頑張って難しい本を買ってみました。 木村草太著の「憲法の急所 権利論を組み立てる」です。 やっぱり憲法訴訟をやり遂げるには、中学校の勉強では足りませんで…

ご馳走さま

長男は、留学中。次男は大学の宿舎。 ということで、今は高校2年の三男が我が家を闊歩しています。 「大学は勉強したい人が行けばいい。」というのが私の考えなのですが、上の2人は勉強したかったみたいですね。でも三男は、勉強が好きではなさそうな感じを…