租税負担能力のことを担税力と言ったりします。
担税力に応じて税を負担してもらいます。とか、寡婦と寡夫では担税力が違うので控除に差があります。とかいわれるやつです。
でも、これ、ちゃんと算出できるような力ではないです。寡婦の担税力を100とした場合に、寡夫は120ですとか、そんな風に数値化できるものなら説得力がありますが、そんなものはありません。
つまり担税力とは
役人が、税負担の差異の説明に困った時に使う万能なアイテム
かな
これが訴訟では立法府の裁量の範疇として追及を逃れる強力な盾となるのです。
こっちも武器欲しいなぁ。