あれるぎった男の嘆き
我輩は花粉症である。名前は・・・
漱石風に書き出してみたものの、現実は文学ではなく、あれるぎった中年男性の涙、涙の物語です。
なぜか、突然、スイッチが入ったように涙が出てきます。サラサラの鼻水が溢れてきます。
もし、電車の中で無表情で滴るほどの涙を流しているsakurahappyを、見かけても心配してはいけません。「君の名は」のシーンを思い出しているわけでもなく、ただ、花粉洗浄中なのです。
辛いのは目の痒みを誘発した時です。
「かいちゃダメだ、かいちゃダメだ、かいちゃダメだ。」と我慢しつつも
「これで終わりにしよう。あとひとかき、いやもうひとかき。」とガラスの意志。(パリーン)
花粉の物理攻撃は、サクハピ防衛軍の好酸球が対応しますが、精神攻撃は、猫の額ほどの人間の器で対応します。
2019年、春。
連戦連敗、ただただ骸の山を築きます。