「ビリーブ 未来への大逆転」ねたばれ注意
もし、日本の税法に、独身女性が親などを介護している場合には介護費用を所得から控除することができるが、独身男性の場合は認められないという法律があったとしたら・・・違憲でしょうか?
おそらく、違憲審査基準に照らし合わせると、男性と女性の租税負担能力の違いを合理的な理由として、令和になった現在でも合憲と判断されると思います。
このケースは、アメリカの話で、ルース・ベイダー・ギンズバーグ弁護士は違憲判決を勝ち取りました。今は最高裁判事を務めている女性です。
これを題材にした映画「ビリーブ 未来への大逆転」は、これをたった50年前のアメリカの話だとナレーションしています。
日本では、39年前、寡夫控除制度ができました。
私は、今まさに、それが違憲だとして裁判をしています。なんか不思議な感じがします。
「たった50年前」?
違いますね。日本では、まだ合憲とされることが、アメリカでは「なんと50年前」に違憲とされているのです。
映画では、未来の世代のためにルースは戦います。性差別がなくなるようにと。
私も、チャーシューメンと替玉のためだけでなく、未来のために頑張りましょう。