飯塚事件というのがあった
弁護士さんは、なぜ塩対応なのでしょうか。
税務訴訟の勝率が低い上に、今回のケースでは金にならないので当然なのですが、国税庁にたてつくリスクもあるのかもしれません。
しかし、どこまで本当の事かわかりませんが、法律事務所に税務調査が入るだとか聞いたことがあります。
実際に飯塚事件というのがありました。
50年前の事件ですが、当時、合法的に社員にある形の賞与を出すことで節税したことから、その税理士に対して、国税庁が嫌がらせ的な調査をしたり、顧客の引き剥がしをしたり、挙げ句の果てには、税理士側の4人を逮捕したりもしました。そしてその裁判は長期化し、税理士側は相当な損害を受けたわけですが、結局、裁判では証拠不十分で4人は無罪になりました。あまりにも酷いので、弁護士さん達から損害賠償を請求すべしと勧められた飯塚さんですが、特に何も訴えるようなことはせず、本来の税理士業務に取り組みました。
税を徴収するというのは、強い権力ですよね。逆らうというのはとても大きなリスクがあるんですね。時代が違ったら、死罪もありえることですよね。
国税庁というのは、今でも強力な権力を持っています。もしかしたら、国税庁とはもめたくないという心理が働くのは自然な事かもしれません。
※飯塚事件と呼ばれる事件は2つありまして、国税関係の事件と殺人事件があるようです。
さて、やっぱり弁護士さんに教えてもらいたい事があって、法律相談を申し込みました。税務訴訟だというと断られる事を学習しておりますので、ただ、相談があると言って申し込みました。この作戦は今のところ成功しています。 (意外とワルです。)