被告準備書面(1)がきた
本日、被告の訴訟代理人さんから準備書面が届きました。
次回期日の後だと思っていたので、驚きました。
内容はこのようになっています。
- 原告は,「高所得女性ひとり親(作成者注:扶養親族のある寡婦で,かつ,前年の合計所得金額が500万円を越えるものをいうものと解される。)は,パートやアルバイトではなく,正規の職員・従業員や自営業者等であると考えるのが相当である。」(原告準備書面(1)第10(5)・8頁)として,寡夫と寡婦との間に生じる不均衡について合理的理由がないとする。(同結論・11頁)
- しかしながら,原告の上記主張に具体的な根拠は示されておらず,原告主張の事実を直ちに認めることはできないのであって,所得500万円を超える寡夫について,寡夫控除を適用しないことが著しく不合理であることが明らかということはできないというべきである。
これだけです。
1ページだけです。
不気味です。
この短さはなんだろう。私のほかの主張は反論するまでもないということか。
すごい恐怖感でブルブルしています。
でも、ある考えがよぎります。
この答弁は、私の陳述を補完するヒントを、与えてくれているのではないか。
つまり、高所得者はパートやアルバイトではない事を立証すればいいのだよと教えてくれているのではないか。
なぜなら、そんな証拠は統計を調べればわかる事です。すぐに出てきます。
もしかしたら、被告が協力してくれているのではないか、この短い準備書面は、敵に送る塩なのではないか。
んなわけないか。やっぱり罠だよなぁ。