一審棄却判決の感想
判決文の中から、当裁判所の判断の部分を掲載いたしました。どう感じたでしょうか?
私は、まず、裁判官による統計データの分析に驚きました。500万円以上を切り取って平均を出すなんて、そんなの聞いたことがありません。それを平均値と言っていいのかなと疑問に思いました。でも、そんなところで抗っても仕方ありません。しかも、甲号証を根拠にしてます。それは、私の提出した証拠から、私に不利な事実認定をしたと言うことです。
被告の弁護士にしてみれば、有効な反論をしていないのに、私が自滅したみたいに思ったでしょう。
高所得者はパートやアルバイトではないという証拠を出したのに、立証の意図のない部分を取り出して事実認定するのですから、怖いなと思いました。
反論さえさせてもらえないのですから、証拠を出すのは、相手や裁判官に流用される可能性を考えないといけないという教訓を得ました。
そして、平均収入額の差異から租税負担能力への、こじ付け論です。
そんな見方もあるのかぁって感心しました。
いや、正直に言うと、「そんな、無茶な」と思いました。
もし、被告がそのような主張をしてきたのなら、全力で反論するのですが、裁判官の主張ですから認めねばなりません。
じゃあ、どう反論するかですけど、
平均収入額についてはラーの鏡を使うことにしました。
なんのことかわからないと思いますが、
もうすぐ控訴理由書を公開しますので、お待ちください。